数で見る日本の食

年間1,900万トン-感謝の心を忘れてはいませんか?-

日本では、年間およそ1,900万トンもの食品が廃棄されています。もし、発展途上国に送ることができたとしたら、飢えに悩まされている人の約5%を救うことができます。それは4,600万人分(一説には7,000万人分)にもなるのです。

いつからでしょう? 食べ物への感謝の気持ちが薄れてしまったのは。食べ物への感謝の気持ちを原動力に、さまざまな料理を生み出してきたのが日本人ではなかったでしょうか? 感謝が失われるとともに、日本の料理文化まで失われてしまいそうです。

企業からは800万トン、一般家庭からは1,100万トン。企業といっても、そこにはレストランでの食べ残しや、スーパーで少し形が悪いために売れ残ったといったものも含まれます。そのうち、500~900万トンは、本来食べられるにもかかわらず捨てられているもの、いわゆる「食品ロス」と推定されています。

何不自由なく、食べたいものがいつでも食べられる「飽食日本」。でも、食べ物の60%を海外に頼っていることを考えると、この先いつまでこの状態を保っていられるかちょっと不安です。そして、飽食といえばやはり「食べ過ぎ」。実は、特に日本人は気をつけなければならないそうです。このお話についてはまた次回。

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出典
1,900万トンは、農林水産省が発表する
「食品ロスの削減に向けて」より

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